黄砂でけむる中、西へ向かう。
2007年の冬、
確かにここにとてつもない熱があった。
それから3年、
我々がこの町に見せたかった
あの熱はなんだったのだろうか?
「おじいちゃんの蔵」は
潰されていった他の笠岡の蔵同様、倒されることになった。
もう、建てようとしても建てることのできない蔵がまたひとつ消える。
山下さんに手伝ってもらい作品を撤去して
午後から再び竹喬美術館へ向かう。
作品を年代ごとにじっくり観ていたら、
偶然、RYUZO三がやってきた。
RAVEN制作再開の話を聞く。
(進む道が正しければ、おのずと道は開けます…)
作品とRYUZO三から元気をもらい帰る。
夜は家族と久しぶりに肉を喰らう。